唐津のG1が盛り上がりを見せておりますが、本日からは桐生も赤城雷神杯が開幕です。
赤城雷神杯。これよりかっこいい大会名はある?いや、ない。
そんな赤城雷神杯から今回は4Rをピックアップ。
なるほど。う~む。と唸らざるを得ないこのレース。
進入から波乱要素特大です。
出走表

今泉のイン戦。
注目モーター

今節初日ということで、注目モーターを2機ピックアップ。
まずは③号艇尾上の59号機。
言わずと知れた?ミナトイチ押しのモーターである。
このモーターはいい。桐生で一番いいまである。
伸びるんだよ。このモーターは。
3節前に國弘が伸びよりに仕上げて、それ以降西村、滝沢とやはり伸びが良かった。
滝沢は前節優出しているが、初日には4カドからカド捲りを決めている。
問題は、手にしたのが尾上という点だ。
伸びに振ってくるかは微妙なところだが、引き続きこの59号機は注目していく。
次に④金子の58号機。
このモーターもいいぞ。全く数値のついていないモーターではあるが、だがそれがいい。
このモーターは4節前に長谷川が伸びよりに仕上げたモーター。
長谷川はこの節2本、外からの捲りを決めた。
そして前節、最終日後半のレ―スでは田中が良い伸びを見せている。
このモーターを金子が乗れば、確実に伸びに振ってくるだろう。
ここはカド捲り展開に期待だ。
なお、このモーターは前検タイムが全52選手中トップという数値だ。
この2機を注目モーターとして挙げさせていただこう。
選手データ

選手データがこちら。
①今泉、1着率はそこそこの数値を持っている。
比較的安心できる数値と言えるだろう。
特に桐生での成績は良く、90%近い1着率、そして2連対率は100%と高い。
今泉の負けパターンで最も多いのは③⑤コースからの捲り差し。
ただ、それほど目立った負けパターンはなく、万遍なく負けている印象だ。
②新田のコース実績は高い。
グレードレースでの1着率が27.3%もあり、差しでの勝利が多い。
新田の逃がし率は52.4%と普通だ。
③尾上は一般戦での1着率は28.3%と高く、2連対率、3連対率を見てもこのメンバーでは①今泉の次に高い。
優秀な数値と言える。
尾上の決まり手は捲り差しでの勝利が年間8本、捲りが4本、差しが3本となっている。
STが遅めで、このメンバーで最も遅いスタートタイミングとなっている。
④金子の1着率は一般戦では34%とかなり高い。さらに地元、桐生で見るとさらに高く35.3%だ。
これは脅威的な数値と言ってもいいだろう。
④コースから勝ちまくっていて、そのほとんどが捲りによる勝利だ。実に年間14本の捲りを決めている。
そして金子はSTが早い。このメンバーでも最も早いSTを持っている。
⑤馬場の⑤コース実績はそこまで良くない。
特に1着率は低く、グレードレースでは17走して1着はない。
3連対率は50%を超えており、安定して着に絡む。
⑥原田のコース実績は悪い。
3連対率はグレードレースで11.1%とかなり低い数値だ。
問題は進入だ。
展開予想

進入は枠なり3対3、もしくはオールスローを想定する。
馬場がすんなり6コースを受け入れるとも思えない。
ぐちゃぐちゃになることも考えられる。が、ここでは枠なりを想定する。
もしも④単騎にでもなれば灼熱だ。
このレースは④金子が仕掛ける展開を想定する。
捲り切れるかどうかが焦点だ。
買い目

本線は金子の捲りが決まるパターン。
金子の手にしたモーター58号機は、数値こそついていないが伸びに振ればしっかりと応えてくれるモーターだ。
そして、金子の桐生1着率は35.3%とめちゃくちゃ高い数値を持っている。
そしてさらにSTだ。金子の早いSTに対して③尾上はやや遅いSTになるだろう。
ここは金子が握る。そして捲り切ることを本線に考える。
その場合には、一つ外の⑤馬場を軸に考える。
⑥原田を切って。
本線:4-5=123
抑えは、④金子の捲りに抵抗する①今泉が膨らんだところを差す②新田。
新田の1着率はグレードレースでも27.3%とかなり高い数値を持っている。
加えてモーターも数値のあるモーターで、直近では今一つな動きを見せてはいたが素性はよい。
新田の差し切りを抑える。
この場合には捲っていった④金子を軸に本線同様⑥原田を切っていく。
抑え:2-4=135
くれぐれも展示は要確認だ。
もしも④単騎ならば激熱。
ともかくこのレースは④金子だ。