三国G1もいよいよ準優である。今節は西岡に注目してきたが、準優10Rではイン戦を務める。だが、今回勝負Rにしたいのは12R。節イチ大上のイン戦を狙う。
出走表

大上のイン戦。
選手コメント

どの選手も良いコメントである。
池田も〇なコメントと受け止める。
舟足評価

舟足評価はこちら。
トップ評価とするのは①大上。節イチの呼び声高い大上だが、確かに出ている。
出足・行き足だけでなく伸びも良い。
大上を捲っていくのは大変な仕事になりそうである。
次に②上條。
上條も出足・行き足が良く上位。
その次に③井口と⑥萩原。
出足を中心に良い。
最後に④深谷と⑤池田。
準優に入れば足はそこまでといった感じ。やや劣勢な舟足と言える。
選手データ
各選手の総合データがこちら。

①大上の1着率は72.7%と、そこまでずば抜けて高い数値とは言えない。
次に1着率が高いのは③井口。
そして②上條は2連対率、3連対率が優秀だ。
SG/G1戦データはこちら。

注目したいのは⑤池田。
③~⑤コースの数値を比較してみると、そこまで大きな差がないことが分かる。
3連対率でいえばこの三人の中では池田がトップだ。
当地戦績がこちら。

萩原は23本走って52.2%の3連対率を持っている。
これは6コースから優秀な数値だ。
では続いて選択選手別他艇実績を見ていこう。
まずは①大上。

大上には二つ、大きな特徴がある。
一つは2コースの差しがあまり決まっていないということ。
抜きを含めても2コースの差しは2本しか決まっていない。
そしてもう一つは、2コースの2連対率がかなり低くなるということ。
他艇の2連対率を比較してみると、
2コース:22.7%
3コース:42.4%
4コース:27.3%
となっており、これら二つの要素から大上が2コースの動きを抑制していることが分かる。
これは、大上が1Mでターンマークギリギリをかすめるように回っていくことが起因している。
次に、②上條のデータがこちら。

上條の2連対率は高い。
そして、捲り実績も多い。
このレースも捲りにいく可能性はある。
次に、③井口のデータ。

井口は捲り差し。
そして④深谷。

深谷は自在なタイプだが、差しに落とすことも多く今節もトップSTから差しに落としている。
このレースもSTが決まったとしても捲りには行かないだろう。
そして⑤池田のデータがこちら。

池田が5コースの時、一つ内の4コース選手の成績はかなり悪くなる。
展開予想

進入は枠なり3対3を想定する。
①大上 先マイ。
②上條 差し。
③井口 捲り差し。
④深谷 トップSTからの二番差し。
⑤池田 握る。
⑥萩原 最内差し。
このような展開を想定する。
買い目

このレースは逃げのみ考えていく。
そして、⑤池田を軸にする。
節イチと名高い大上だが、確かに出ている。
無難に逃げる可能性が高い。
②上條が捲りに行く可能性もあるが、大上の伸びも良く捲り切るのは至難のワザだ。
今節の大上のSTはそこまで決まってはいないが、それでも伸び返しての先マイが濃厚だ。
そして、大上は2号艇に仕事をあまりさせないことがデータから分かっている。
ということで軸は⑤池田とする。
池田のコース実績は優秀で、グレードレースでの3連対率は54.8%と高く、このメンバーでは大上、上條に次ぐ数値となる。
舟足はそこまで高く評価することはできないが、技術面ではやはり確かなものがある。
そしてこのレース、④深谷がカギとなる。
深谷はSTが良く、今節6本中4本でトップSTを決めている。
ここも早いSTになりそうだ。
だが、その早いSTから差しに落とすことになるだろう。
そうなれば、⑤池田が握ってきて沈められてしまう。
ここは④深谷を切って、その外池田を軸とする。
⑥萩原の当地実績は優秀で、6コースから52.5%の3連対率を持っている。
ここは大穴まで抑える。
本線:1-5=236