いよいよ丸亀SGも優勝戦。
最後、しっかり獲って締めくくりと行こう。
出走表

優勝戦の①号艇を務めるのは佐藤。
2連覇は目前。頑張ってほしい。
舟足評価

舟足トップ評価は①佐藤。
全ての足が仕上がっていて節イチ。
スリット同体から1艇身前に出る伸び。強烈である。
ドカ遅れさえしなければそうそう負けることはない。
次に②茅原と③峰。
茅原は行き足から伸びにかけて良く、峰は出足が良い。
そして二人とも回り足、回った後の押し感も強い。
そして④磯部と⑥元志。
二人とも回り足が良い。
最後に⑤桐生。
桐生はスリット付近の足もほかのメンバーに比べるとやや弱め。
そして回り足が劣勢だ。
このメンバーでは最も低い評価とする。
選手データ

①号艇佐藤の1着率は高くはない。
STは決まっている。準優こそ最も遅いST順となったが、あえて放っているようだ。
優勝戦は厳しいSTが求められるが、しっかり決め切るだろう。
ではここで、佐藤が①コースの時の戦績を見てみよう。

これが佐藤が①コースの時の他艇の実績だ。
③コース選手の数値が極端に悪いことが分かる。
③コース選手の2連対率は18.6%。②④コースの選手の2連対率は36%ほど。
実に倍近くの差があるのだ。
そして、③コースからの捲り差しに屈したのは直近一年間で58走してたったの1度だけ。
これはかなり極端な数値だ。
佐藤に対して③コースからの捲り差しは決まりずらいということが浮き彫りとなるデータである。
そして最も多く負けているのは②コースからの差し。年間6本食らっていることが分かる。
次に、②茅原のコース実績だが、優秀な数値だ。
1着率はグレードレースにおいても18.2%と高い。
そして茅原の特徴は39.4%というその逃がし率の低さだ。
これはかなり低い逃がし率となっており、佐藤にとってはマイナス要素である。
そして、茅原の今節のSTは悪い。ここまで6番手STが2本、5番手スタートが1本となっている。
それではここで茅原の②コース時の戦績も確認しておこう。

注目したいのは、③コース選手の決まり手である。
③コース選手は、茅原が②コース時に7本の勝利を収めているが、その内5本が捲り、捲り差し・抜きが1本となっている。
この抜きは捲りに行っての抜きなので、実質捲りが6本、捲り差しが1本という結果だ。
つまり、茅原が②コースの時、③コース選手の捲り差しは決まりずらいということが見て取れる。
では③峰のコース実績を見てみよう。
峰のグレードレ―スでの1着率は8.3%と低い。
そして③連対率は④磯部、⑤桐生とほどんど差のない58.3%だ。
STはメンバー唯一のF持ち。
そして峰の決まり手だが、その2/3が捲り差しとなっている。
峰と言えば捲り差しのイメージがあるが、数値の上でもやはり捲り差しが多い。
そして、①佐藤、②茅原は③コースからの捲り差しにめっぽう強いというデータがあった。
これは峰にとってはかなりの悪条件となる。
④磯部のコース実績は、グレードレースでは3連対率が54.6%となっている。
これはほとんど峰と変わらない数値である。
磯部は差しを想定する。
⑤桐生のグレードレースでの3連対率は58.3%。
これもほとんど峰と変わらない数値だ。
一般戦データをみればかなり優秀な数値と言える。
⑥元志はやや弱めの数値だ。1着はなし。そして3連対率は26.7%とそこまで高い数値とは言えない。
ただ今節のSTは早めで安定している。
展開予想

このレースは佐藤が先マイ。
②茅原 差し
③峰 捲り差し
④磯部 二番差し
⑤桐生 捲り差し
⑥元志 最内差し
このような展開を想定する。
買い目

本線は佐藤の逃げ。
舟足に差がある。
STも見えている。
茅原の逃がし率が低かったり、数値的に弱い部分もあったりとインを嫌う要素もあるが、それらを補って余りある舟足。
ここは逃げ。
2着は茅原とする。
峰と茅原の2着競りになることを想定するが、茅原を優勢と見る。
①佐藤と②茅原は③コース選手に強い。
特に茅原は③コースに捲り差しを入れさせにくいターンをするので、こうなると③峰は厳しい。
捲り差しが流れての着外を想定する。
3着には舟足を評価している④磯部を本線とする。
そして、⑤桐生を抑えとする。
桐生の舟足はそこまで高く評価していないが、数値的には十分可能性があるし、やはり道中の捌きは超一流。
腕で何とかすることも考えられる。
本線:1-2-4
抑え:1-2-5
終わりに
一節間お付き合いいただき、どうもありがとうございました。
思うような結果が残せずにすみませんでした。
最後、優勝戦を獲って有終の美を飾りましょう!
優勝戦はライブ配信するのでよかったら見に来てくださいね。